久しぶりの温泉で見た衝撃の光景
先日、久しぶりに三朝温泉に行ってきました
平日の午後の日帰り温泉
大きな旅館ですが、宿泊客のチェックイン前の時間を狙っていったので
ほぼ貸し切りで雪見風呂という贅沢な時間を過ごせました
三朝温泉はラジウム温泉で気化した水蒸気を吸入する水蒸気風呂もあります
水分補給でいったん脱衣所に戻った時に見かけた
親子と思しき二人の会話がちょっと気になりました
40代と60代後半といった感じでしょうか
「どうして受付でタオルもらってこなかったの?
どうするの?
私はタオル持ってきてるけど
受付まで取りに戻るの?
もう!どうするのよ!!」
娘さんがお母さんに畳み掛けるように話していて
お母さんは向かい合ったまま黙っています
お客さんが少ないとはいえ、3mくらいの距離に私がいるんですが
人目も気にせずお母さんをなじっている
受付までは庭の見える渡り廊下を歩き靴を履いてまた歩きます
往復で5分くらいかかるかも
でも二人ともまだ服を着ていたし
すごく急いでいる人が来るような温泉でもないはずなんだけどなー
(入湯料1500円だし、駐車場まで数分歩くし)
どうして娘さんがこんなにイライラしていたんだろうと
帰りの車で主人の運転に揺られながら分子栄養学的に推理してみました
1,低血糖でイライラ
時間は14:30過ぎ
食事の糖は2時間位で使われてしまうので
筋肉がない、脂肪肝、インスリン抵抗性などで血糖値コントロールが難しい人は
早々とエネルギー切れになってくる時間帯
体型は少し肥満気味で筋肉なさそうだったし
ランチにパスタとか丼物みたいな炭水化物ガッツリで
食物繊維やたんぱく質の少ない食事だったのかも?
和食も外食だと甘い味付けのところが多くて糖質過多になりがち
ランチにデザートまで食べているとさらに血糖値乱高下してそう
低血糖の人は無意識のうちに、甘いものやカフェインでドーピングしていることが多々あります
2,亜鉛不足でイライラ
炭水化物過多の人は、たいてい亜鉛不足です
亜鉛はお肉や貝類などたんぱく質に多く含まれているから
そもそも亜鉛が足りている日本人はあまりいないんですけどね
亜鉛と銅はバランスが大事で、亜鉛不足で銅過剰になるとイライラします
女性は妊娠、出産時に銅過剰になりますが、産後も銅過剰が戻らず
気持ちが不安定になるケースがあります
銅過剰(亜鉛不足)によるイライラは95%が女性です
PMSが強い、乗り物酔いしやすい人も亜鉛不足の可能性大です
3,幸せホルモン「セロトニン」が作れていない
幸せホルモンの「セロトニン」は「トリプトファン」というアミノ酸から作られます
原料はたんぱく質なのでたんぱく質不足になりがちな女性が陥りやすいパターン
さらに「セロトニン」不足は睡眠ホルモンの「メラトニン」不足も招き
睡眠の質の低下からさらにイライラしやすくなる悪循環に
トリプトファン → セロトニン → メラトニン
さらにこの代謝にはビタミンやミネラルが必要なんですが
炭水化物過多だとビタミンやミネラルをたくさん使ってしまいます
そしてたんぱく質、食物繊維の割合が減ってしまうので
ビタミンやミネラルが足りなくてうまいこと変換できないよ!という悪循環に
4,カフェイン過多
カフェインを摂ると闘争逃走ホルモンの「アドレナリン」が分泌されます
敵と遭遇した時に、逃げるか!戦うか!を判断し、素早く行動するためのホルモンです
交感神経優位で興奮状態になるので、血糖値の上昇、心臓、筋肉の強化、血圧の上昇、
心拍数の上昇、痛感の麻痺などが起きます
適度に摂る分には、やる気がみなぎって活動的になるのですが
ストレスが多い現代社会では、交感神経優位になりすぎる傾向があります
そこにカフェインを入れてしまうと、さらに交感神経が優位になって
リラックスしたくてもできない、自律神経のバランスが崩れてしまうことに
リラックスするために来たはずの温泉でお母さんに怒鳴り散らしてしまう娘さん
私だったらどうアプローチしてリラックスできる体を取り戻してもらうか
そんなことを考えながら車に揺られてウトウト…
温泉の後ってすぐ眠くなります
副交感神経優位になるから仕方ないか…
イライラについては以前のブログにも書いています
本当はお母さんを温泉に連れていきたい!って思う優しい娘さんなんですよねきっと
でも空回りしてイライラしてお母さんに当たってしまって自己嫌悪なのかも
でも大丈夫
ちょっとした栄養の知識と脳科学のアプローチで本当の自分を取り戻せるから
予防医学は病気を予防するだけじゃない
幸せを感じる力を取り戻すひとつのツールなんです
今回は久しぶりの温泉でした
日帰りで行ける温泉が近場にたくさんあるんですが最近は足が遠のいていました
なんでだろう?と考えてみたんですが、コロナだけでなく
マグネシウムをお風呂に入れるようになったからかも?
湯船にマグネシウムを入れると良く温まり、疲労回復効果があります
以前、エプソムソルト(硫酸マグネシウム)を使っていた時は
私が硫黄代謝が良くない体質で(疲れちゃうので)
週に3回くらいしか入れられなかったのですが
塩化マグネシウムに変えてから、毎日入れられるようになったんです
半日雪かきしても翌日に疲れが残らない!
コスパもいいし、湯冷めもしないし、マグネシウムは経皮吸収できるし
足がつる、頭痛持ち、乗り物酔いしやすい、PMSが強い人にもおすすめ
お風呂のマグネシウムの違いについては以前ブログに書いたのでこちらもどうぞ!
でも広い露天風呂でゆったりするのはやっぱり別格
雪景色を見ながら、木漏れ日を浴びて温泉最高でした
次はバラ風呂の温泉に行こうかなー♪
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山田栄子
臨床分子栄養医学研究会認定カウンセラー
PNTトレーナー
ピラティスインストラクター